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「Unlearnの教授法」=「劇薬」 (のメタファー)。

博士課程

前回のエントリーデザイン言語とマーケティング言語:Unlearnせよ。について、「Unlearnせよ!」という教授法視点で、少し、教育のメタ視点で考えてみます。

これは、はっきり言って、「劇薬」だな、そう感じます。

劇薬:
毒薬に次いで生体に対する作用が強く,過量に使用するときわめて危険性が高い医薬品。一般的には,微量で致死量となるもの,中毒作用のあるもの,蓄積作用が強いもの,薬理作用が激しいものなどをさし,取扱い,保存に厳重な注意が望まれ,薬事法で規制されている。
コトバンクより

目次

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Q1 そんなこと言って、みんな、混乱したらどうするの?

一度学んだことを忘れる、ってそもそもどういうこと?

みんなは顔に「はてな」が付きます。そりゃそうだよね。

A1:混乱はしていい。コンフォートゾーンから、アンコンフォートゾーンへ引張さなければならない。

Q2 そんなこと言って、みな、ついてこれな(れ)かったらどうするの?

Unlearnせよ。

今まで必死に学んできた学生に対して、自分の持てる才能や能力を否定するかのごとく、言い切る。

それは、非常に挑発的なことです。(というか、第一に、まず、失礼です。)

そんなことしたら、みな、怒りを覚えるか、そっぽを向くか、信用しないか、して、結局、先生についていかないのではないでしょうか。

学生はみな、大学にとっては、ある意味ではお客様のようなものですから、不満に思われてしまったり、または、ストライキでも起こされたら大変です!(特に、ここは、イタリア。ストライキ(sciopero)の国です!

それでも、こんな過激な発言をして、それでも、学生がついていく姿勢を崩さないのには、教育者側に秘密がありそうです。。

それは。。。

A2 : 教育者自身に、Unlearnの経験値があり、また、導き手としての実績がある!

これは、極めて重要なことでしょう。本プログラムの教授は、ご自身がマネジメント系学とデザイン系学を越境する研究をされており、教育もされています。しかも、論文ではアカデミックな一流誌への投稿を継続しているという。。。。

これは、もう脱帽以外のなにものでもありません。大きな山を登るような覚悟を持って授業に望まないと行けないな、そんな空気感が学生にも走ります。。

(遠いなぁ、と思うのは、アシスタントの我々かもしれません。。。苦笑)

Q3 そんなこと言って、みな、最後はできるようになるの?

最後はハッピーエンドになるんだよね?これは、一緒にいるこちらもヒヤヒヤします。

そしてその答えは。。

A3 それは、最後までのお楽しみ!

Ciao!Grazie!

 

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