ぼんじょるの。羽山です。
前回、博士課程における海外留学のメリットの1つをご紹介しました。
もう一つ、最近気がついたこととして、これは面白いなという視点をご紹介したいと思います。
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目次
博士課程での留学メリット その② 大学の研究戦略
驚いたのは、「大学の研究戦略」についてのレクチャーがしばしば行われることです。
なにそれ?という感じかもしれません。
「博士課程に在籍するイチ学徒としては、自分の博士論文だけでいっぱいいっぱいなのに、大学の戦略なんて想像がつかないよ。」という人が大半かもしれません。
ですが、これは、極めて重要なことです。
そもそも、大学は研究活動のために存在する、そして、グローバル水準の知識をどれだけ質量ともに高く生産し続けられるかが大切である。
こういった意識を、博士課程在籍時から意識付けされることは、研究者として目指すべき意識水準を高めていく上で、非常に重要であると考えられるからです。
具体的な数値目標は記載できませんが、博士学徒の頃から、大学が組織として目指すKPIや研究目標を意識できる機会が多いというのは、非常に刺激になります。
日本の大学でも世界的にも高い研究成果を上げることを目標としている大学などでは、同じようなレクチャーが行われているかもしれません。ご存知の方、ぜひ情報共有いただけると幸いです。
世界的な最先端研究の生き残りをかけて
世界的に、優秀な研究者の獲得と育成が、大学にとって重要なミッションになっているようです。
特に、欧州では、HorizonEuropeの研究資金に見られるように、他の大国(米国や中国、日本も)らに研究において、リードできるように、戦略的に人材獲得やアジェンダ設定などを行っています。
その中で研究活動に従事する各大学や研究者は、現代の科学がどこに向かい、どのような知識が求められ、それをどのように生産しつづけるのか、ということを真剣に考え、戦略として落とし込み、実行することが求められてきています。
欧州でさえ、団結して、ここまで力を入れています。戦略的・組織的に動いています。
世界の大国が知識生産を競争力の源泉とし、また、世界のアジェンダリードの源泉としています。
この生き残りをかけた戦略と実行には、学びが多いと思います。
今日はこのへんで。
Ciao, grazie!
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