どうも、羽山です。
『ミラノのデザインショールームを散歩しよう!』のシリーズ第3段。
今回は、Kartell(カルテル)について、ご紹介します!
今回は、Kartell(カルテル)について、ご紹介します!
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目次
Kartell(カルテル)ってどんなブランド?
カルテルは、イタリアのプラスティック家具の代名詞とも言える、革新的企業。
1949年、イタリアのロンバルディア州に化学エンジニアのジュリオ・カステッリによって創立されました。
設立当初は、車のパーツ、家庭用品、照明パーツなどの製造からスタート。その後プラスチック加工技術を活かし、革新的な家具の製造を開始しました。エンツォ・マリ、マルコ・ザヌーソ、ヴィコ・マジストレッティ、フィリップ・スタルクなど名だたるデザイナーとコラボレーションを推進しています。デザイン性や品質の高さ、独創性の高い製品で多くの賞の獲得。美術館のパーマネントコレクションになるなど常に高い評価を受けています。日本人で日本人で世界で活躍するデザイナー、吉岡徳仁、Nendoも活躍しています。
ショールーム基礎情報:場所・営業時間等
Kartellは、ミラノのブレラエリア付近にあります。最寄駅はTurati。黄色線です。
場所:Via Filippo Turati, Angolo Via Carlo Porta 1, 20121 Milan
営業時間: 月 15:00-19:00, 火-金 10:00-19:00
Kartell(カルテル)のショールーム
Kartellらしさ満載のショールームです。鮮やかなカラーとプラスティックのモダンな家具が、訪問者の心を躍らせてくれます。
Kartel(カルテル)の製品ご紹介
カルテル商品でご紹介したい、一個目がこちら。
皆さん、何だと思います?
何やらカラフルなくねくねした商品。 |
これ、実は、本棚、なんです。
えええー。マジで?なんか大きなイモムシが壁に張り付いてるかと思った!!
これ、その名も「Bookworm」といいます。れっきとした本棚。
ちょっと本を沢山のせるには、難しそう。。でも、そんなの関係ありません。
実は、これがまさにKartell流。
これは、本棚の意味を変えてしまった、革新性のある製品なのです。
本棚とは、本を収納するためのもの、という「機能訴求型」から、自分の好きなようにアレンジして、好きなすきなようにのせる、という「感情/意味訴求型」への大転換。
これは、ミラノ工科大学の講義でもよく取り上げられる、革新的な意味のイノベーションの一例です。
続いて、二個目はこちらのランプ。まるで象牙のような美しいカーブです。
象牙のようななめらかなカーブのランプ |
こちらのテーブルランプ、「Taj Mini」は、フェルーチョ・ラヴィアーニのデザイン。
ランプによくある、カクカクっとした機械的な腕の部分を排除。本来の機能を実際的に
発揮するシンプルな形を実現しました。LEDのワンタッチスイッチも非常にユーザビリティが高いです。サイズは、58cmと33cmの二種類があります。
今後、カルテルはKartell Kidsというブランドを立ち上げます。佐藤オオキ氏率いる、Nendoも参画し、早速、製品が提案されています。
子ども向け家具の製品を強化する、今後のカルテルも目が離せないですね!!
Ciao ciao!!
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