こんにちは、羽山です。
先日、初めてミラノにあるオペラ座、スカラ座に行ってきました。
オペラはずっと見てみたかったので、とても感激です。
でも、いかにも敷居が高そうだし、ということで中々足が向かなかったんですね。
今回初めて、友達からの後押しもあり、意外にお得なチケットもあるよ、ということを知り、行ってみました!
如何にも格式高そうなスカラ座ですが、イタリア人の楽しみ方は、
実は意外にも、「!!」という感じです。
今回は、地元ミラネーゼ流のスカラ座の楽しみ方をご紹介します!
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目次
歴史あるイタリアのミラノのスカラ座
ミラノにあるスカラ座は、1776年に建設された歴史のある建物です。
一度焼失し、現在の建物は2代目のもの。2002年から2004年の間、スイスのティチーノの建築家マリオ・ボッタによって改修され、その間は閉鎖されていました。
その後の再会時には、チケットが2,000ユーロで販売されたと言います。
イタリアからだけでなく、世界各国からの訪問客が絶えず、名実ともにイタリアオペラ界最高峰の歌劇場です。
スカラ座の建築。貫禄がありますね |
スカラ座で何が観られるの?オーケストラ/オペラ/バレエと選択肢はいろいろ
スカラ座では、3つのプログラムを楽しめます。
Concerti classici (クラシック・コンサート)
コンサートでは、世界的な指揮者/オーケストラのコンサートが楽しめます。
クラシック界の神童Daniel Barenboimは、ミラノスカラ座の客演指揮者。
天才の音楽が、歴史ある大ステージで楽しめます。
Teatro lirico (オペラ)
オペラは、クラシック音楽をバックミュージックにとストーリーのある劇が楽しめます。
19:00スタートで、夜は23:00頃まで、第3部構成なんて長編もあります。
スカラ座バレエ団
実は、バレエはイタリア発祥です。世界でも屈指のスカラ座バレエ団もここで見れます。
2016年9月に、日伊交流樹立150周年を記念し、来日も控えているスカラ座バレエ団、
東京で観て、イタリアに行く際に、是非また観てみるのもいいかもしれませんね!
チケットの購入と入場
チケットは、インターネットで購入できます。
行き方は、「Home→Box office→Buy online」です。
上記の3つのテーマから、お好きなものを見つけてチケットを予約します。
安いのは、20ユーロくらいから出ています。
チケットを予約したら、当日は、スカラ座左横のチケットオフィス(Biglietteria)に行ってチケットをゲットします。(下の写真参照)
チケット売り場。メインの建物の左側通路にあります。 |
チケットです。ロゴ入りの封筒に、名前も書いてあって、特別感があります。 |
休憩時間には、シャンパンやコーヒーを飲める休憩コーナーがあります。 |
これがオペラ座内部。とても広くて、豪華です。 |
地元イタリア人のツウな楽しみ方:スカラ座を10倍楽しむ方法!!
さて、スカラ座での楽しみ方は、もちろん人それぞれ。
ですが、地元のスカラ座通は、楽しみ方もイタリア流です。
それは、スカラ座に入る前に、赤ワインを飲んで軽く酔っ払って行くこと。
それも、クラシック・コンサートを聞くこと、だそう。
えええ。そんな、格式高いイタリア最高峰のスカラ座に、酔っ払っていくなんて、そんな場違いな!(゜o゜; と、思うかもしれません。
しかし、それがまた、すごく理にかなっているのです。
「スカラ座では、イタリア最高峰のオペラ。つまり、世界最高だ。そんな場所で、最高の音楽が聞ける。世界一の至福の一時さ。それを、世界最高のイタリアワインを飲んで、気分良く聞く。音楽そのものも、気分よく聞くのが、イタリア流さ。」
なんとも、ラテン系なイタリア人らしい発想!!
クラシックは、ネクタイやドレスでフォーマルな装いで格式高く聞くべしっ!!
僕ら日本人からするとこういうステレオタイプがあるかもしれません。
しかし、本場のイタリア人は、実はもっと自分らしく、最高の楽しみ方を知っています。
是非、オペラ座に入る前、美味しい料理とワインに舌鼓をうち、10倍楽しんでみてはいかがでしょうか。
(あ。ただし、ワインの持ち込みは禁止とのことなので、くれぐれも中で飲むようなことは気をつけてください。)
Ciao ciao!
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