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コロナ後のビジネスはどう変わるのか? ミラノ工科大学/ストックホルム商科大学ロベルト・ベルガンティ教授のウェビナー「Business in the New Normal」

イノベーション・マネジメント

イタリアでロックダウンがなされて以降、2ヶ月近くが立ち、少しずつ落ち着きを取り戻してきているようです。5/4には、ロックダウンが少しずつ緩和され、コロナ後の世界へと歩みだそうとしています。

そんなコロナ後の世界を、欧米では、「New Normal」と呼んでいます。 これまでとは異なる、新しい日常がやってくる。コロナとともにどう生きていくのか、議論がされ始めています。

目次

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New Normal (新しい日常)でビジネスはどう変わるのか?

そんな折、先日、ミラノ工科大学からストックホルム経済大学に移られつつ、デザインマネジメント・リーダーシップの研究を第一線でされている ロベルト・ベルガンティ先生が、ウェブセミナー(ウェビナー)を開かれていました。

テーマは、「New normalでのビジネスについて」です。

youtube動画も公開されていますので、こちらで共有させていただきます。

専門的な内容で英語ですので、一般向けというよりは研究者向けの内容になっていますが、 ご興味のある方、是非ご覧ください。

鍵となるのは、次のような問いとテーマです。

「ニューノーマルの中、ビジネスはどう変わるのか?」

「これまでのように、競争を中心としたビジネスから変化する。 いろいろな業種の人達とコラボレーションをして、実験をして、学習することが組織としてより大切になる。」

「Learning by sharing」によって、新しい価値を生み出していくことができるし、そのほうが経済合理性にもかなっている」

考察:New Normalの世界では、ベンチャー企業は一中心的役割を担えるのではないか。

ここからいろいろな考察ができるかと思いますが、僕はNew Normalとベンチャー企業という視点で考察してみたいと思います。

New Normalの世界では、実はベンチャー企業は一中心的役割を担えるのではないか、と夢想したりします。

実験と協調が大切ならば、それはもともとリソースはない代わりに、チャレンジング精神とドリームだけはあるベンチャー企業は、この世界観のビジネス感にぴったりとマッチしているように思えるからです。

失敗を恐れずに実験をする。しかし、一方で、リソースはないから、助けてもらわないといけない。大学や大企業のアクセレレーター、フリーランスの方々と協調しながら事業を前進させていくことは、まさにベンチャー企業の生き方そのものです。

Learning by sharingの世界観は、ベンチャー企業にとっては、ある意味では前向きに歓迎できる世界かもしれません。

Ciao grazie!

 

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