『鬼滅の刃』が大好きです!終わってしまうのがとても悲しいですね。。
昨年の年末にイッキ見して、そして、コロナ禍の中、Netflixで二度目のイッキ見をししてしまいました。
初めてみたときの衝撃はすごかったー。
これまでのジャンプアニメとは違う空気感、衝撃がありました。
冒険あり、バトルあり、友情あり、というのはジャンプの本分である王道ストーリー。
でも、その描き方と内容、キャラクター設定、言葉使いが、これまでのジャンプの作品と違ってとても斬新です。
とてもコミカルで、笑えて、それでいて切なくて、共感ができて。
そんな素敵な物語。
目次
王道のジャンプストーリーは外さない。
戦闘シーンは、シンプルに、かっこいい。
戦闘シーンはかっこいいっすね。
鬼退治ということで、日本の刀が武器。日輪刀。持ち主の呼吸の特徴によって色が違います。ハンターハンターの念能力を思わせるような設定ですね。これはシンプルにアツい。
そして技。それぞれの呼吸によって、技の型が違う設定。
水の呼吸、雷の呼吸、獣の呼吸など、キャラクターの才能によって技の性質が違います。
音楽もグラフィックもかなりこだわりが見られます。
描き方は、リアリティがある。
鬼のやられ方なんかは、非常にリアリティがあります。血の出方や死に方。ゾンビっぽい死に方もあれば、優しい死に方など。
斬新な描き方、演出。
ギャップがあるキャラクターデザイン。
主役の3人がそれぞれにギャップのあるキャラクターデザインになっています。
炭治郎:正義感がある。優しさに溢れている。長男。けど、ずれてる。
「俺は長男だから我慢できたけど次男だったら我慢できなかった」
善逸:強いのに、泣き虫で弱虫。褒められるとすごく喜ぶかわいい、優しい。
炭治郎、いやだー!おれを一人にしないでー。俺を一人にー!
伊之助:猪突猛進でムキムキなのに、乙メン。まつげが長い。意外とツンデレ。ありがとうっていわれるとほわほわする。
テメー!!これ以上、俺をほわほわさせんじゃねー!(伊之助)
これ、言うか?(笑)
ドラゴンボールの悟空のように常に強く戦いを求め、必ず世界を救ってくれるヒーローとは違う、それぞれに強さの中に、包み隠さない弱さをあらわにする、新しいヒーロー感が、観ていて応援したくなる親近感と、友達感を味わわせてくれます。
主人公が、戦隊モノでいう『レッド』じゃないんです。みんな弱点があっても主役になれるんです。
善悪がはっきりしない、考えさせる物語。
鬼は悪者なのか?そうではない。
死ねば、開放される。楽になれる。
鬼も昔は、人だったんですね。人の記憶があり、切ない。中には食べることに容赦もない鬼もたくさんいますが、そうではない複雑さの中で生き、死んでゆく鬼の物語。
優しい雨に打たれているような感覚。少しも痛くない。痛くない。ただ温かい。
炭治郎の鬼に対する分け隔てない優しさ。
人生で大切なことは、はっきりと教えてくれる。
人生で大切なことは、まっすぐな言葉で教えてくれます。
ご飯はみんなで食べたほうがおいしいんだぞ。(善逸)
みんなで食べると美味しいよね。
お前はお前で、俺は俺だ、炭治郎。(伊之助)
自分らしさをしっかりと持って生きること、大切だよね。
しこめのはずないだろー!よく見てみろ、この顔立ちを!街でも評判の美人だったんだぞ、禰豆子は!
尊い兄妹の絆、本当に大切ですね。恥ずかしくないよ。
こういうシンプルに大切なことをまっすぐ教えてくれる。
魅力のぎっしり詰まった『鬼滅』。しばらく余韻にひたってじっくり味わいたいですね。
Ciao,grazie!
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