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いつもカフェ好きのイタリア人。
ちょうどスモーカーが一服行くかのように、イタリア人はちょいちょいカフェに行く。
カフェといっても、日本でのチェーン店カフェ文化と違い、1杯のほんの少しのエスプレッソを飲む程度。
そこでは10〜20分のちょっとしたコミュニケーションがお目当て。
2020年3月、コロナウイルスの危機に見舞われるイタリア。
『新しい正常さ(New Normality)』という言葉で、今のこの現状を受け入れつつ、これまでのイタリア人らしいコミュニケーションのあり方を大切にする試みが生まれている。
その一つが、デジタル・カフェ。 デジタル・カフェ? とても簡単。みんなで時間をあわせて、Skypeでグループを招集。カフェをするのだ。
『Ciao! Come stai? Tutto bene(やぁ、調子はどう?)』 いつもの通り、カフェを手元に、20-30分の会話を皆で楽しむ。
他愛のない会話だ。でもこれがとても大切なことをイタリア人はよく知っている。
最後は、お土産に、会議招集のリーダーが、スクリーンショットで記念撮影をみんなに配る。
これでいい思い出もできて、めでたしめでたしだ。 とても気軽だから、また定期的にやろう、という感じ。
こうしてイタリアのカフェ文化とスマートワーキングがうまい具合に進化しつつある。
Ciao grazie 🙂
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