デッサンの記録の第2弾です。今回はテニスボールを描きました。
初心者のぼくが感じたデッサンを描く際のポイントや学びをご紹介します。
目次
モチーフ:テニスボール
テニスボールのモチーフは、最も基本的なモチーフの一つである「球体」のレベル2、的な位置づけです。
基本的な形は球体と同じですからね。
しかし、テニスボールは、単純な球体と大きく異なる点があります。
それは、線が入っていること、と質感があることです。
この線の表現と、繊維の質感を表現することが、今回のデッサンでの大きな課題になります。
描く際のポイント①:見えない線を想像しながら描く。
テニスボールをまじまじと観てみると、くねっと曲がった線が2本、側面に走っていることが分かります。
この線を如何に描写するかが1つ目のポイントです。
というのは、線には、見えている部分と見えていない部分があります。
当然、360度、後ろも下も見えているわけではないので、正面部分しか見えない、というわけです。
ここで、実は、「見えない部分を見ようとする」ことが大切なんです。
見えていない部分を見ようとすることで、実際に見えている部分がより輪郭をくっきりともって見えてくるんですね。
線がどのように後ろでつながっているのか。だから前の方でこういう形になっているのか、と。
これは、僕の中ではすごい気づきでした。
描く際のポイント②:繊維の質感を表現する。
ポイントの2つ目は、テニスボールの表面の繊維の質感を表現することです。
鉛筆で、質感を表現する、というのがどういうことなのか、全くの初体験でした。
どうやるのか?
とにかく、まずは感覚的に質感を捉え、表現することにしました。
綺麗にグラデーションをつくること、色を濃いめにとることを意識して最初は描きました。
しかし、その結果、質感が重く、野球ボールのように感じられるようになってしまい。。
驚きだったのは、一旦黒く塗り過ぎたのを、練りゴムでトーンダウンした結果、
かえってテニスボールの質感が際立って表現されたこと。
かえってテニスボールの質感が際立って表現されたこと。
そこからはやや迷走したように自分では思っていたのですが、先生からは良い質感がでてますね、とのお言葉。
意外な結果ですね。
意外な結果ですね。
コメント