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[ミラノ観光 デザインショールーム vol 2.] De Padova(デパドヴァ) 日本では意外に知られていない? 北欧モダン+イタリアンモダン

息を飲むようなショールーム、見たことがありますか。
イタリア・ミラノには、そんなショールームがあります。まるで、美術館のようなアートを感じるショールーム。
De Padova(デパドヴァ)のショールームは、まさにそんなショールームの代表格です。今回は、イタリア・ミラノにあるショールームでも特別に感動するDe Padovaのショールームについてご紹介します。

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目次

日本では意外と知られていない、Da Padovaって?

 

De Padovaは、日本ではあまり知られていないようですが、イタリアにある高級家具ブランドの一つ。1956年にデ・パドヴァ夫妻によって設立されました。特徴としては、特定の地域や様式に囚われず、個性的で洗練されたコーディネーションを展開しています。ボルゲーゼと呼ばれる北イタリアの上流階級の人々に強く支持されています。

北欧モダン+イタリアンモダンなスタイル

 
そのスタイルは、一口には北欧モダン+イタリアンモダンと形容されることが多いです。デンマークやスウェーデンに代表される北欧モダンの特徴である木の温かみと、イタリア
ンモダンらしい上品なエレガンスが絶妙なバランスで融合しています。


『金持ち喧嘩せず』なDe Padova然とした雰囲気・空気感

ショールームが醸し出す雰囲気が、特別な一級品を感じさせます。全体を白を基調とした、レンガのテキスチャーが所々ある壁はDe Padovaの家具たちを引き立てます。壮大な空間を贅沢に使い、そこに提案されているインテリア空間は、思わず深い溜息が出るほどの美しさ。白や黒、木の色をベースとしながら、所々に高級感のある紫やイエローゴールドのアクセントカラーた映えます。『どうぞ我が家へ』とボルゲーゼたちが午後に自宅で御茶会をしているかのような、『金持ち喧嘩せず』な雰囲気です。

ストーリーのあるショールーム、まるで映画や音楽のような体験

 
 
ショールームそのものに、とてもストーリー性が溢れています。まるで映画や音楽のようなストーリーのある体験です。入り口に入る前、長い回廊を降りて行くと、その回廊には真っ直ぐな光の線が訪問者の足元を照らしています。その回廊の薄暗さと足元の上品な明るさが、訪れる人々の心に高揚感をもたらしてくれます。

中を一度入ると、そんな高級さとは別に、明るく愛想の良いイタリア人女性が暖かく迎えてくれます。僕なんかは、高級ショールームに入る緊張はここで少しほぐれました。一階は、家具のショールーム。とても広々としており、デパドヴァの代表的な作品がお迎えしてくれます。極めつけは二階。階段を上がった先には、息を飲むような空間に、大きなランプが中心にある空間。こんな空間で生活できたらなぁと夢を描くのでした。

 

エントランスには、高級感のある盆栽が綺麗に手入れされており、整然と構えています。街の喧騒から離れた脇道奥にあるこの空間は、ミラノにある別世界のようです。

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